カテゴリー
ギリシャ神

ギリシャ神 ディオニュソス

ギリシャ神 ディオニュソス

ギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神です。
別名にバッコスがあり、ローマ神話ではバックス(Bacchus)と呼ばれ、豊穣神のリーベルと、エジプトではオシリスと同一視されています。

家族

父:ゼウス
母:セメレー(テーバイの王女)

能力・武器

テュルソスの杖
酒神・ディオニューソスとその信者女が持つ霊杖。
長い杖か槍または投げ槍の形をし先端にマツがついておりキヅタ、花々、ブドウの葉や房が巻きついています。
武器としても優れており、ディオニュソスはこの杖で巨人を殴り倒しています。

カテゴリー
ギリシャ神

ギリシャ神 アレス

ギリシャ神 アレス

アレスは、戦を司るギリシャ神です。
最高神ゼウスと女王ヘラの子とされています。
オリュンポス十二神の一柱として名を挙げられています。

本来は戦闘時の狂乱を神格化したもので、恩恵をもたらす神というより荒ぶる神として畏怖されています。
「城壁の破壊者」の二つ名があり、戦争における栄誉や計略を表すアテナに対して、戦場での狂乱と破壊をつくします。
性格も粗野で残忍、かつ不誠実であると言われています。

最高神夫妻の不肖の王子と呼ばれています。

家族

父:ゼウス
母:ヘラ

能力

アレスは「軍神」の名をもつ神です。
戦では常に力押しで攻めるなど、力に頼った戦しかできません。

カテゴリー
ギリシャ神

ギリシャ神 アフロディーテ

ギリシャ神 アフロディーテ

アプロディーテは、愛と美と性を司るギリシア神話の女神で、オリュンポス十二神の一柱でもあります。
英語表記ではヴィーナスとして知られています。
オリュンポス神族一の美貌を誇っていますが、性格は奔放でいくにんもの愛人がいると言われています。

美において誇り高く、パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれています。

家族

父:ウラノス
クロノスによって切り落とされたウラノスの男性器にまとわりついた泡から生まれ、生まれて間もない彼女に魅せられた西風が彼女を運び、キュテラ島に運んだ後、キュプロス島に行き着いたといいます。
彼女が島に上陸すると美と愛が生まれ、それを見つけた季節の女神ホーラたちが彼女を飾って服を着せ、オリュンポス山に連れて行ったとされています。
一方で、ゼウスとディオーネの娘と言う説もあります。

能力

アフロディーテは「愛と美と性の女神」で、美と優雅を司る三美神カリスたちを侍女として従わせています。
アプロディーテのつけた魔法の宝帯には「愛」と「憧れ」、「欲望」とが秘められており、自らの魅力を増し、神や人の心を征服することが出来きます。

カテゴリー
ギリシャ神

ギリシャ神 アテナ

ギリシャ神 アテナ

アテナは、知恵、芸術、工芸、戦略を司るギリシア神話の女神です。
オリュンポス十二神の一柱でもあります。
アルテミス、ヘスティアと並んでアプロディーテの神力を及ぼさないギリシア神話の三大処女神として有名です。

アテナ崇拝の中心はアテナイです、アテナイの町の守護神の座をかけて叔父であるポセイドンと争ったこともあります。

家族

父:ゼウス
母:メティス
子:エリクトニオス

能力

輝かしい美貌と猛々しい肉体をもつ「戦の女神」です。
その実力は最高神ゼウスよりも強力と予言され、恐れたゼウスはアテナ誕生直後に飲み込んだと言われています。
のちに「鍛冶の神」であるヘパイストスによってゼウスの頭から誕生したとされています。

アテナは「戦の女神」だけでなく、知識と技芸も司っています。
また、その美しさは女王ヘラや「美の女神」アフロディーテとも競ったと言われています。

カテゴリー
ギリシャ神

ギリシャ神 アルテミス

ギリシャ神 アルテミス

アルテミスは、ギリシア神の「狩猟・貞潔の女神」です。
また、「月の女神」でもあります
アテナ、ヘスティアと並んでギリシア神話の三大処女神としても有名です。

アルテミスはゼウスとレートーの娘で、アポローンの双生児とされています。
オリュムポス十二神の一柱にも数えられています。

家族

父:ゼウス
母:レト
兄弟:アルテミス、
子:アスクレピオス

能力

アルテミスは「森の神」、またアポロンとともに「遠矢射る神」の名をもち、疫病と死をもたらす恐ろしい「疫病の神」の側面も持っています。
また、産褥の女に苦痛を免れる「死を恵む神」でもあります。

カテゴリー
ギリシャ神

ギリシャ神 アポロン

ギリシャ神 アポロン

アポロンは、オリュンポス十二神の一人であり、ゼウスの息子です。
古くから牧畜と予言の神、また、竪琴を手に執る音楽と詩歌文芸の神とされています。

また、「太陽神」でもあり、医学、数学、予言、芸術を司る神であり、オリュンポス神族一の美男子とされています。
アポロンは父ゼウスの栄光を最も受け継いだ神であり、王子と言われています。

家族

父:ゼウス
母:レト
兄弟:アルテミス、
子:アスクレピオス

能力

アポロンは詩歌や音楽などの「芸能・芸術の神」としてよく知られています。
また、疫病の矢を放ち男を頓死させる「疫病の神」であるとともに病を払う「治療の神」でもあります。
また、戦争においては「遠矢の神」でもあります。
一方、羊飼いの守護神にして「光明の神」でもあり、神託を授ける「予言の神」としての側面も持つなど、その能力は広く多岐にわたっています。

カテゴリー
ギリシャ神

ギリシャ神 ヘラクレス

ギリシャ神 ヘラクレス

ヘラクレスは、ギリシア神話の英雄であり、オリュンポスの神に連なったギリシア神でもあります。
ヘラクレスはもともと神でなく、デミゴット(半神半人)なのです。

ヘラクレスはペルセウスの子孫であり、ミュケーナイ王家の血も引いています。
幼名はアルケイデスといい、のちに彼をデルポイの巫女が「ヘラの栄光」を意味するヘラクレスと呼んでから、ヘラクレスと名乗るようになりました。アポロンの信託で「ヘラの栄光」を名乗るように信託されたとの説もあります。

ヘラクレスの象徴は剛腕、弓矢、棍棒、鎌、獅子の毛皮です。

家族

父:ゼウス
母:アルクメネ
兄弟:イピクレス
子:ヒュロス
ペルセウスの子孫

能力

ヘラクレスの一番の能力は類まれな力と知恵でしょう。
ヘラクレスはアムピトリュオンから戦車の扱いを、アウトリュコスからレスリングを、エウリュトスから弓術、カストルから武器の扱いを、リノスから竪琴の扱いを学びました。
そしてケンタウロス族のケイロンに武術を学び、剛勇無双となっりました。

キタイロン山のライオンを退治して以後は、ライオンの頭と皮を兜・鎧のように身につけて戦うようになります。

カテゴリー
ギリシャ神

ギリシャ神 プロメテウス

ギリシャ神 プロメテウス

プロメテウスは、ギリシア神の神であり、ティタンの神でもあります。
ゼウスの反対を押し切り、天界の火を盗んで人類に与えた神として知られています。
また人間を創造したとも言われています。

プロメテウスの名は、pro(先に、前に)+ metheus(考える者)と分解でき、「先見の明を持つ者」「熟慮する者」の意であると考えられます。
他にも、ギリシャ語から「Προμη:促進する、昇進させる」「θεύς←θεός:神、ゼウス」と解釈すると、人類に神の火を与えた事で「神に昇進させた者」との説も有るそうです。

家族

父:イーアペトス
兄弟:アトラース、メノイティオス、エピメーテウス
子:デウカリオーン

能力

プロメテウスは「先見の明」を持ち「予言能力」を持っています。
彼は「ティタノマキア」におけるティタン神族の敗北を予見し、オリュンポス神族に加勢しました。

カテゴリー
ギリシャ神

ギリシャ神 ハデス

ギリシャ神 ハデス

ハデスは、ギリシア神話の冥府の神です。
クロノスとレアーの子で、ポセイドーンとゼウスの兄でです。

オリュンポス内でもゼウス、ポセイドーンに次ぐ実力を持つ。後に冥府が地下にあるとされるようになったことから、地下の神ともされています。
普段冥界に居てオリュンポスには来ないためオリュンポス十二神には入らないとされる場合が多いです。

また、豊穣神(作物は地中から芽を出して成長する)としても崇められることもあります。

能力

ハデスは他の兄弟とともに神々の中でも屈指の力を持つとされ、全知全能のゼウスや海と地震の神ポセイドンに近い能力を持っているといわれています。
冥界に住んでいるため他の神々のようにオリュンポスに顔は出さず、地下に存在することから「豊穣の神」としても信仰されています。

ハデスは冥界の王であるため、これまで死んだ全ての死者を使役することができます。
また、「隠れ兜」と呼ばれる被ると周囲に感知されなくなる神器を所持しています。
ゼウス、ポセイドンらと協力して実父である宇宙の統治者「巨神王クロノス」を討ち取った際に、「隠れ兜」を被ったハデスがクロノスの武器を奪ったことも有名です。

ハデスの武器は二又の槍を持っています。
強力な支配力と死を司る力でハデスは別名「最恐の神」と呼ばれています。

カテゴリー
ギリシャ神

ギリシャ神 ポセイドン

ギリシャ神 ポセイドン

ポセイドンは、ギリシア神話の海と地震を司る神です。
最高神ゼウスに次ぐ圧倒的な強さを誇っています。
海洋の全てを支配し、全大陸すらポセイドーンの力によって支えられています。
怒り狂うと、強大な地震を引き起こして世界そのものを激しく揺さぶります。
また、地下水の支配者でもあり、泉の守護神ともされる。エノシガイオスという名ももっています。

能力

ゼウス・エナリオス(海のゼウス)と呼ばれるほどポセイドンの能力は高く、その支配力は全物質界に及びます。
ティーターノマキアーの際にキュクロープスから贈られた三叉の矛(トリアイナ)を最大の武器とし、これによって大海と大陸を自在に支配することができます。
三叉の矛を使えばたやすく嵐や津波を呼び起こし、万物を木端微塵に砕くことができ、大陸をも沈ませることができます。
世界そのものを揺さぶる強大な地震を引き起こすした時には、そのあまりの凄まじさに、地球が裂けて冥界が露わになってしまうのではないかと冥王ハーデースが危惧したほどです。
また破壊だけでなく、山脈を真っ二つに引き裂いて河の通り道を造ったり、山々と大地を深く切り抜いて海中へと投げて島を造ったこともあります。