ギリシャ神 ハデス
ハデスは、ギリシア神話の冥府の神です。
クロノスとレアーの子で、ポセイドーンとゼウスの兄でです。
オリュンポス内でもゼウス、ポセイドーンに次ぐ実力を持つ。後に冥府が地下にあるとされるようになったことから、地下の神ともされています。
普段冥界に居てオリュンポスには来ないためオリュンポス十二神には入らないとされる場合が多いです。
また、豊穣神(作物は地中から芽を出して成長する)としても崇められることもあります。
能力
ハデスは他の兄弟とともに神々の中でも屈指の力を持つとされ、全知全能のゼウスや海と地震の神ポセイドンに近い能力を持っているといわれています。
冥界に住んでいるため他の神々のようにオリュンポスに顔は出さず、地下に存在することから「豊穣の神」としても信仰されています。
ハデスは冥界の王であるため、これまで死んだ全ての死者を使役することができます。
また、「隠れ兜」と呼ばれる被ると周囲に感知されなくなる神器を所持しています。
ゼウス、ポセイドンらと協力して実父である宇宙の統治者「巨神王クロノス」を討ち取った際に、「隠れ兜」を被ったハデスがクロノスの武器を奪ったことも有名です。
ハデスの武器は二又の槍を持っています。
強力な支配力と死を司る力でハデスは別名「最恐の神」と呼ばれています。